2012年10月3日水曜日

モー

モーとは我が家にいる牛猫である。
黒と白のホルスタイン模様だからまあ子牛みたいなものだ。
先日福祉の関係で旅行をした時バスの中で猫の話が出た。
おばさんA「そうそう猫と言えばなんか黒に少し白の入ったような。変な猫いるでしょう。」
おばさんB「いるいる近づいて行っても逃げもしない猫でしょう。」
おばさんA「そうそうシーシーって追い払っても逃げないのよ。」
私は直感したあいつの事だ。
多分この話は広がると思った私は即座に「それ内の猫じゃない?あいつ目つきは悪いけど人懐っこい処あるから。」とホロー
おばさんB「えー乙倉さんちの猫・・・・・・」
主人にホローさせるとはどんな猫だ。
だがまあこれでこの話は一応ストップした。

このモーがとてつもない事をしてくれた。
私の処の事務所に「金のなる木」がある。
直径40cmぐらいの樽状の鉢に植えてあった。
木の高さは50cmぐらいでまだそんなには大きくない。
これからどんどん大きくなり私の懐も徐々に暖かくなってくるなと楽しみにしていた。
処が朝起きて事務所に入ってみるとモーが鉢の上で寝そべっているではないか。
金のなる木は?と観てみるとモーの体重に押されて外に放り出されていた。
なんたる事か。
モーは自ら落とした物も拾わないし、土足で外から入って来るし、まあ百害あって一利無しだとは常常思っていた。
だが私が金持ちになる夢はどうなるのか。
猫に小判とはこの事か?


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