2012年7月31日火曜日

西から東へ

我が道場にはクーラーなるものがあって暑い日にはそれを使い稽古をする。
が我が住まいにはクーラーが無い。
まあ東側に大きな池があるし窓を開けるとそれなりに風が抜ける。
それゆえ付けなかった。
さらに朝は西側の和室がすこぶる気持ちが良く、昼過ぎからは東のダイニングが過ごし易い。
逆は全く駄目だ。
昼がこう暑く無風な時は西から東へが鉄則だ。
だが私は失敗してしまった。
昼過ぎに岡山芸術回廊の取材の方が4人来られた。
一応太鼓も撮りたいとの事だったので道場のクーラーを付けお迎えした。
約1時間の取材に私はあるだけの頭を使ったので、その後眠くなった。
最初鉄則の通り東のダイニングにいたのだが、ダイニングでは横になれない。
で我慢出来ず、西の和室でゴロン。
おかげで汗びっしょりになった。
その点内の猫モーは移動が実に上手い。
いつも最適な場所にいる。

福島の子供達は牛窓にある前島に行っている。
夕方には帰って来る。
子供達も遊びだしたら限りなく遊ぶから熱中症には気を付けないといけない。
後半も元気で楽しく過ごして欲しい。

2012年7月27日金曜日

うつくし村

昨日の夕方福島の子供達が家族の方々に連れられ長船の美しの森に来られた。
子供の数は20名大人が16名だ。
美しの森の中に食事を作ったり、バーバキューをしたり、屋台が出たり、はたまたステージがあったりと人の集う場所を「うつくし村」と呼ぶ事になった。
子供達も長旅にあったにも関わらず、来て早々、公園の遊具で遊んだり、追いかけっこをしたりと元気一杯ちょっとホッとした。
皆が一段落した頃、うつくし村では歓迎の催しが行われた。
市長さんの挨拶と瀬戸内音頭の唄と踊りがありその後、宇摩さんの津軽三味線と私で即興演奏をした。
食事を取りながらはハワイアンの踊りを観たり、皆で芝生の上で挨拶をしながらのゲームをしたりと和やかな時を過ごした。

この処暑い日が続いていて少し動くだけでも汗びっしょりになる。
まあ晴れの国岡山にようこそとお呼びしているわけだから、雨が降り続くよりはずっと良いけど。
皆さん元気で10日間、岡山の自然を満喫し、良い思い出を作って戴ければと思う。

2012年7月23日月曜日

ミツバチの羽音と地球の回転

いよいよこの木曜日26日から福島の子供達が瀬戸内市に来る。
来月8月4日までの滞在だ。
ベース地は長船町の美しの森のキャンプ場だ。
この期間子供達とエアサーフグライダー、マンゴーの収穫、地引網。海水浴、星座ウォッチング、花火大会、前島のカリヨンハウスに行ったりと盛り沢山だ。
そしてその一貫としてタイトルの「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画をみんなで観ようという企画がある。
この映画の監督は鎌仲ひとみさんという方で以前「六ヶ所村ラプソディー」というドキュメント映画も撮られている。
彼女ならの独特の視点から原発問題を捉えている。
「ミツバチの羽音と地球の回転」もやはりドキュメント映画である。
内容をチラシより抜粋すると瀬戸内海の祝島では自給自足的な暮らしが営まれ、漁師やおばちゃん達がきれいな海を守りたいと28年間も原発建設に反対してきた、映画はこの事とそしてこれからの脱石油、脱原発の未来エネルギーについて
具体的な方向性が描かれている。
私も前に一度観る機会があったが、本当に考えさせられる映画だった。
皆さんにも是非お薦めしたい。
私は映画の担当もしているのでもし関心のある方はご一報下さい。
映画上映の後鎌仲ひとみさんの講演もあります。

「ミツバチの羽音と地球の回転」

日時   7月28日(土)  13時より上映
場所   ゆめトピア長船
チケット 当日1200円 前売り1000円 高校生以下無料 託児所有り(事前申し込み必要)
主催   せとうち交流プロジェクト http://seto8080.web.fc2.com/
              

2012年7月18日水曜日

夏祭り

暑い日が続いている。
頭がくらくらしそうだ。
そんな中働き者の私はメンバーを連れて寄島のイルカの家と言う養護老人施設の夏祭りに行った。
この施設は私の高校時代の先輩が理事をしてて、もうかれこれ10年程毎年夏祭りに行っている。
ゆえに舞台、音響または控え室の事などなんでもわかる。
勝手知ったる他人の施設だ。
この隣にはリハビリの学校も併設されてて学生達も祭りの応援に来る。
若者と老人が一緒になってする祭りもなかなか良い。
祭りが終わって帰り際にはいつも高そうなブランデーやウイスキーそれにビールもお土産で持たしてくれる。
これもここの魅力の一つである。

近々私の村の夏祭りもある。
私も役員になっているので準備等をしなければならない。
基本バーベキュー大会なのだが、流しソーメンをしたり、万灯から子供達に花火を上げさせたりする。
水田を見ながらする田舎の祭りだ。
でも働き者の私は忙しい。

2012年7月15日日曜日

ガリレイの生涯

娘遥の所属する演劇集団「円」の公演が東京の三軒茶屋シアタートラムであった。
タイトルは「ガリレイの生涯」
ガリレオ・ガリレイがイタリアで望遠鏡を使って天体観測をしコペルニクスの地動説を裏付ける発見をするが天動説を主張するローマ教会は彼を宗教裁判にかけ有罪にした。
彼は自らの地動説を取り下げた為に死刑にはならなかったが教会の監視下で晩年を過ごす事になる。
このような話である。
3時間を越す大作であったが円でも重鎮になる役者さんが多く出られていた為緊張感があり観ごたえがあった。
娘遥はガリレイの娘役を演じていた。
キリスト教徒でもありながら父を助けようとするという難しい役だったが、私が言うのも何だが、見事にこなしていた。
日経新聞も取り上げてくれて、娘の演技に高評価を与えてくれていた。
こんな事を書くのも親馬鹿か。
まあ役者と言うのも大変な職業だが、娘も素晴らしい役者さんに囲まれて幸せだと思う。

2012年7月11日水曜日

キャンドル

昨日は福島から子供達が来た時、キャンプ場での交流会で使うキャンドルをせとうち交流プロジェクトの皆さんと一緒に作った。
内容は前回使った縦4cm直径3.5cmぐらいの小さなコップの中から残っているロウと芯を固定する小さい止め金具を取り出し、その止め金具に新しい芯を付け、温めて溶けたロウを流し込むという作業。
で私の仕事はその小さい止め金具の穴を千枚通しで広げ古い芯を外し新しい芯が入り易くするという地味な地味な作業。
穴は小さく見え辛いし、古い芯も固く固定されているのでなかなか作業が進まない。
うっかりすると自分の指を刺してしまう。
3箇所程刺し血がにじむ・・・・可哀想に
しかし全行程を12人程でやったので進まない作業も進む。
500個のキャンドルができた、これで夜の交流会もロマンチックなものに成るだろう。
昼は作ってくれたカレーを皆で食べた。

2012年7月6日金曜日

空スタ

福島郡山の井上利男さんの講演会は小規模ながらも充実した会となった。
今起きている現実を知る事はもとより、集まった皆さんは難しい局面の中でも前向きに進んで行こうとする井上さんの姿勢に共鳴されたようだ。

今回この会を催すに当たって私達は道場の大幅な改造をした。
別に道場そのものの改築をしたり増築をしたりではなく、長らく使わなかった物を思い切って処分したり、中の物の大幅な配置替えをしたりだ。
おかげでかなりスッキリした。
今回踏み切ったのは講演会もさる事ながら、太鼓道場として使わない時間にヨガとかエアロビクスとか別の事に使って戴こうと思ったからである。
名前も今までは鼓空道場と呼んでいたのだが、対外的にこれからは空(くう)スタと呼ぶ事にした。
まあ、あきスタとも読めるし。
ちょっとしたカルチャーゾーンに成れば有難い。
皆さん何かで使ってみたい方は気軽に声をかけて下さい。