2011年11月26日土曜日

後楽園

今日は朝、空というグループの教えに行った。
その後、後楽園に真備町竹のオーケストラというグループを聴きに行った。
このグループとは以前真備町で竹林音楽祭と言うイベントがあり、御一緒したことがある。
学校の先生を中心に子供達が手作りの竹の木琴を叩く。
山とか川とか自然の中で演奏すると実に心地良い。
岡山芸術回廊の準備会議に出席した時、何か他に今回のイベントに合うグループは無いですかと聞かれこのグループを紹介した。
それで紹介した手前観に行った。
場所は私達が共演するサヌカイト(石琴)の方の処だ。
後ろに岡山城と旭川が見える絶好の場所でのんびりと竹の音楽を聴かせて貰った。
お客さんも楽しそうだったし、演奏者も良いロケーションで出来たことを喜んでおられた。
紹介して良かった。
竹の演奏の後は剣舞があった。
皆さん腰が落ちてて、動きも綺麗だし迫力があった。
バックに岡山城が見えるだけになお更だ。
やはり今回のような催しは出演するのも良いが、小春日和の中ゆっくり観るのもまた良い。
今度私達は12月4日だ。
お客さんの如く楽しめればなぁ~。

2011年11月22日火曜日

出費

年末だと言うわけだはないが、何かと出費が続く。
車の修理から始まり、猫の入院、コピー機のトナーの交換、そしてスピード違反で捕まる。
皆それぞれに悪しき意図があったわけでは無い。
スピード違反とて吉井川の土手を何台か並んで走っただけのこと。
別に飛ばしている感覚も無く、前の車について走っただけ。
それを土手の下で隠れて待ち伏せるなんて。
結局50kmの処を68km出し、18kmオーバーで12000円の罰金。
おかげで加茂に仕事で行ったのにパーになってしまった。
もう出費はお終いにしたい。
もうすぐ師走、先生の端くれでもある私、走らねば。

2011年11月21日月曜日

ほっと一息

10月11月と休み無く動いてきて、少し疲れもたまっていたが久しぶりに今朝はのんびり出来た。
昨日は和太鼓連盟の定期コンサートに行った。
鼓空は今年は出なかったが、他のグループの演奏やみんなでやる合同曲2曲を聴いたり楽しかった。
特に若い人達の嬉しそうに叩く姿が印象的だった。
今年ももう少し本番があるが、落ち着いたらまた和太鼓の新しいフレーズや新曲なども作れればと思う。

2011年11月17日木曜日

あほ猫

うちのあほ猫モーがまたまた大怪我をして帰って来た。
3日ほど帰って来なかったので、どうしたのかぁ、よその家でのんびりくつろいでいるのかなぁ?と思っていた矢先。
以前3ヶ月程帰って来ず、どこかで野垂れ死んでいるかもと思っていたらやはり大怪我をして帰って来た。
遊び猫のくせして怪我をしたら間違いなく帰って来る。
前回はあごの骨を折っていて下の牙も折れていた。
事故だとはわかるが何かは特定できず。
即手術6日間程入院。
動物は保険がないので8万円ぐらい払った。
今回もまたあごの骨を折っていて、またもや手術、4日間入院。
原因はまたもや特定できず。
しかし今朝とりあえず柔らかい食事なら摂れるようになったので帰って来た。
病院代、流動食を買って6万円が飛ぶ。
今暖かい部屋で小さいホットカーペットの上で御就寝。
個室だし1泊1万円程取ってやろうか。

2011年11月15日火曜日

宇宙・回廊

先週金曜日は朝岡山市の北の方にある龍泉寺に行った。
ガユーナ・セアロさんこと陽月院さんに再度会う為だった。
この日2011年11月11日11時11分から世界平和を祈る法要があり、信者さんの水行や火行も行われた。
私は水行に立ち会われる為に、大勢の人の中歩いて移動されている陽月院さんにお会いした。
目が合ったので気軽に「お早うございます。」と声をかけた。
陽月院さんも気付いてにこっと笑われた。
すると私の近くにいた人達が地面にひれ伏し頭を下げ合掌し始めるではないか。
私の気軽さは果たして赦されるのだろうか?
多くの人が龍の口から飛び出す山水で水行している時、陽月院さんはずっと印を結び、天を指し地を指しエネルギーを送っているようだった。
この後火行があったが、途中で「宇宙神楽」のリハもあるので龍泉寺を後にした。

「宇宙神楽」は造山古墳であった。
ちょうどこの日は満月、いにしえからの雰囲気が漂っている。
皆徐々に踊り、唄に熱が入って行き、御柱を立てて行く。
エネルギーを上昇させて行く感じはやはり非日常的だ。

「岡山芸術回廊」は初日岡山表町をパレード。
先頭は芸術回廊の旗。
2番手はひよこチンドン、3番手はでっかい恐竜、そして息子の作った像、鼓空の太鼓、龍の順。
なかなか珍しい組み合わせだった。
2日目はいよいよ後楽園と岡山城をサヌカイト(石琴)と和太鼓で繋ぐ催し。
この日も天気が良く秋晴れ、紅葉、旭川の水の青と願っても無い環境だった。
サヌカイトの音もきらきら輝いて心地良かった。
距離の時間差が問題になっていたが、基本私達が太鼓でビートを出し、それに臼杵美智代さんのサヌカイトに乗って戴くという手法を取った。
だからおそらく後楽園側ではある程度音を楽しめたんではないかと思う。
ただ私達は出している音と聴こえて来るサヌカイトの音にずれが生じているので、客観的にはわからない。
兎に角私達も始めての経験だったので難しい面も多かった。
だだ今回試してみて太鼓に出来る修正点も見つかったので、今度12月4日にはより良い状態で皆さんに聴いて戴けるのではないかと思う。

2011年11月10日木曜日

明日より

明日11日(金)には吉備路にある造山古墳で「宇宙神楽」がある。
内容は神楽であるから古事記的要素もあるが、今新たに人の心を地球そして宇宙の波動に合わせ、人の本来あるべき姿を実感しようとするものである。
皆で唄い踊りながら御柱を立てていく。
私達も太鼓で出演する。

明後日12日(土)から来月4日(日)まで「岡山芸術回廊」が開かれる。
主旨は「深まる秋に後楽園と岡山城という豊かな空間とそこに流れる素敵な時間を楽しんで戴く」というものである。
12日(土)の朝11時より恐竜や龍、象と共に岡山表町の千日前からシンフォニーホール、後楽園へとパレードをする。
ちなみに象は息子慧の作品だ。
13日(日)は昼1時から後楽園側にはサヌカイト(石琴)、岡山城側には和太鼓があり、旭川をはさみ呼応しながら演奏をしていく。
サヌカイトは臼杵美千代さん、和太鼓は鼓空が受け持つ。
距離による時間差をどう楽しむかがポイントになりそうだ。
途中和太鼓のワークショップもするので興味ある方は是非どうぞ。
同じ試みは12月4日(日)にも為される。
また他の日にも後楽園等で様々な催しがあるので、皆さん秋を楽しみつつ遊びに来て下さい。

2011年11月7日月曜日

菜の花舞台

この週末伊豆は土肥に行って来た。
名優橋爪功さんが毎年ここで開かれている「菜の花舞台」に出演させて戴く為だ。
私の娘遥が橋爪さんが代表をされている演劇集団「円」で役者をしている。
これが縁で橋爪さんから呼んで戴いた。
「菜の花舞台」は土肥に橋爪さんが20年前に別荘兼稽古場を建てられ、その頃から地元土肥の人達と一緒になって育んで来た舞台だ。
例年菜の花畑に囲まれた舞台で円の公演そして素晴らしいゲスト達の公演が催される。
今年は東北の大災害に配慮され今に延期となっていた。

金曜日の夜道場を出発いつものように名古屋の近く小牧の健康ランドで仮眠を取る。
土肥には土曜日2時前に入る。
今回は象牙美術宝庫の駐車場が会場となっていて、しっかりとした舞台が出来上がっていた。
準備をして即リハーサル。
しかしリハの後夕方頃からなんと雨が降り始める。
開演は5時過ぎからだったが、雨の収まる気配もなく象牙美術宝庫では中止。
舞台は橋爪さんの別荘兼稽古場になった。
1階が稽古場になっていて50坪ぐらいあろうかかなり広い。
最初に地元の粋鼓伝という和太鼓チームの演奏。
そして橋爪功さんの朗読夏目漱石の「杜子春」
目の前に主人公、仙人、閻魔さん等が飛び出してきそうな迫力だ。
横で吹かれてた村山二郎さんの篠笛も素晴らしかった。

この後鼓空の演奏。
時間も押していた為私のソロと2曲だけ披露した。
地元の方々は本当に暖かく一杯の拍手を戴く。
最後に「円」の公演。
「だまし絵・トロンブルイユ」という物語。
現実とあの世とが行き交う話だ。
遥は橋爪さんの娘役で出演していた。
私も円の作品は今まで何度も拝見しているがやはり見応えがある。
橋爪さんは今更言うまでもなく凄い役者であるが、他の若い役者さん達の演技も熱が入っている。
本当に別世界に引き込まれる。
演劇の後ろで音楽を担当されていた方々も素晴らしかった。
篠笛は朗読でも出演されていた村山二郎さん、太鼓は平沼仁一さん。
平沼さんは和太鼓グループ鬼太鼓座出身その後鼓童で10年ぐらい活動され今は東京打撃団の代表をされている。
村山さんも鼓童出身で今はやはり東京打撃団でも活躍されている。
もう一人役者としても参加されてたタップダンスのRONx2さんは北野武さんの「座頭市」にも関わっている方で演劇の中で踏まれるタップもやはり素晴らしい。
ジャンルは違っても皆さんの持つ緊張感、完成度は優れていてそれが共通項になる。
本当に良い場面に居合わせて戴いた。
打ち上げではいろんな方々と楽しく談笑したり、改めて皆さんの芸を拝見したり、鼓空も踊れる曲を数曲披露し皆さんに踊って戴いた。

橋爪さんの奥さんから内のメンバーに来年も来て下さいとお言葉を戴いたそうだが、もしそうなれば私達も今以上の緊張感と完成度を持って臨みたいと思う。

2011年11月4日金曜日

山寺にて

昨日は美作の本妙寺に行った。
ガユーナ・セアロさんこと陽月院さんの講話があった。
陽月院さんは長年に渡りミャンマーやカンボジアやスリランカの孤児達の為に学校や施設を造られている。
一見ダライ・ラマさんにも似た大らかな感じのする日本人のお坊さんだ。

私が最初に陽月院さんにお会いしたのはもうかれこれ7~8年ぐらい前だろうか。
吉備の庵のような処で一人一人に説法されるという機会があり、私もアジアを旅しておられるお坊さんという事で興味が湧き、行かせて戴いた。
一人45分間程の面談だった。
部屋に入ると優しいお顔を拝見する。
師 「君は何か悩みはあるかねぇ~」
   から始まる。
私 「今特に悩みはありませんが陽月院さんにお会いしたくて来ました。」
師 「仕事は何をしているのかねぇ~」
私 「和太鼓を叩いています。」
師 「そうか太鼓を叩いているのか、太鼓っていうのは良いねぇ~太鼓は最後は舞に繋がるなぁ~。処で君は太鼓を叩いて疲れるという事は無いかねぇ~」
私 「時には疲れる事もあります。」
師 「わしの知っている老僧はなぁ、普段は杖をついて歩くのもやっとなんだが、いざ修行で山に登る時はさっさと登り若い僧もついて行かれない程なんだよ。どうしてかわかるか?
老僧はなぁ山の木々からエネルギーを吸い取り登るんだよう~」
私 「へぇ~」
師 「君もなぁ太鼓を叩く時はなぁ、お客さんのエネルギーを全部吸い取ってしまうんだよ。そうすると疲れるどころかますます元気になって行くから」
私 「はぁ~!?」
そうこう話を聞いている内に時間が来る。
最後に
師 「わしも君の太鼓を是非聞いてみたいなぁ~。しかしわしがもし観に行ってもわしからはエネルギーを吸うなよ。」

これが前回の話
今回は講話で最初福島に行かれた話をされ、それから集まった人のいろんな悩みに応じられた。
悩みを聞くと即座に明確に応えられる。
流石だ。
1時間半程の楽しい講話だった。
しかし終わった後私はぐったりとなった。
車で帰るのもやっとだった。
師にしてやられた。

今度11日に龍泉寺というお寺で「平和の絆祈願祭」というのがある。
宇宙神楽の日だが、その前にちょっと行ってみようと思う。
今度は吸い取らせて貰おう。