2011年8月30日火曜日

蕎麦

私は蕎麦がこの上も無く好きである。
東京近郊に住んでいた頃は蕎麦屋さんが一杯あってよく入っていた。
然るに関西ではやはりうどん屋さんが主流で蕎麦屋さんは少ない。
またあってもかなり値段が高い。
そうした訳で常々鼓空畑で蕎麦を作り、美味い蕎麦屋を出し、一儲けしようという企みを持っていた。
まあ蕎麦屋は誰かにして貰い、私はカウンターに座り冷たいざる蕎麦を食べるだけだが。

先日津山の北の方で蕎麦作りを教えて戴ける集いがあって、鼓空の2Sさんと行ってきた。
先生の坂0さんの作業所で他の皆さんと合流し一杯お茶を飲んでから、4反程ある丘の上の畑に移動。
まずは種蒔きだ。
大きく畑を分割し、1人1人の種蒔きの持ち場を決める。
蒔き方は筋蒔きでも良いしバラ巻きでも良い。
私は最初でもあるし、筋蒔きをしようとまず鍬で畑に幅25cm間隔で筋を入れ、種と種の間隔を6cmぐらいで蒔いて行く。
とまあこう書いてもそんなにきちっと行く訳では無い。
だんだんフィーリングの世界に。
で調子に乗って種をごそっと袋からこぼしてしまう。
拾って袋の中に戻そうとするのだが、種だけ拾うのは難しい。
どうしても土が入ってしまう。
そうこうしてる内に鼓空の2Sさんは終わったと言って来る。
二人ともバラ蒔きだったらしい、性格が現れると言うものだ。

まあ私も偉そうな事は言える筈もなく手伝ってもらう。
天気の良い昼間だったので汗をかく。
1時間ちょっとで作業は終了。
坂0さんの作業所に帰り昼食を戴く。
料理はすべて雑穀米。
きび、大麦の飯にそれぞれカレー味や酢とてんさい糖で味付けしたものだ。
坂0さんはお弟子さんの花0さんとずっと大麦の研究をしていて、その効用の凄さを力説しておられた。
私も土産に少し買わせて貰ったが、それに輪をかけていろいろ戴いた。

帰りに無償で畑を提供して下さっている、なんと宮大工さんの工房にお邪魔をした。
工房の中にはいろんな機械が置かれていた。
私も少しの間木工をしていた経験があり、全て使った事のある物で懐かしかった。
ただそれらの機械は基本直線しか出来ない。
宮大工さんの世界もそこから始まるが、次元が違う。
釘を使わずほぞを咬ませ、幾種もの鉋やのみを使いわけて、曲線を作り上げるて行くのだ。
いろんな話を伺い楽しかったが、やはり後継者がいない事を嘆いておられた。
もしやってみたい方がおれば、持っている物全てを提供するとも仰っていた。
誰かいないかなぁ~。
仕事の斡旋料は取らないので私の処まで。

蕎麦の収穫までには何回か行かさせて戴くが、また熱い方々にお会いするのが楽しみだ。

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