2010年5月31日月曜日

バレエ

昨日はバレリーナとの合わせ稽古をした。
持って行った楽器はティンパレス、ダラブッカ、ジャンベ、カホンと4種類。
リズムは8分の6、テンポは69。
私達もリズムパターンを幾つか考えていたのだが、振付の先生も全体を通して基本リズムを考えられていたのでそれを拝聴しながら、こちらの楽器を被せて行った。
楽器はダラブッカとジャンベ、カホンを使ってみる。
途中ブレークも入り、なかなか面白い展開になりそうだ。
ティンパレスはエネルギッシュな音がして良いのだが、他の楽器との音量のバランスが難しい。
局所的にパカンと使う手もあるがもう少し考えたいと思う。

合わせ稽古をしていたら、クラシックバレエの他にフラメンコも踊られる先生がいて、その先生が今度のフラメンコの本番で叩いてくれないかとのお誘いを戴いた。
どこまで出来るかわからないが、楽しそうなのでお受けする事にした。

もっともっと練習をして楽器をより深く知れればと思う。

2010年5月29日土曜日

熊、森、人

日本熊森協会の岡山県支部が発足し、それを記念しての講演会があった。
半年ぐらい前にここの代表をしておられる森山まり子さんの講演があり行かさせて戴いた。
その時の事はやはりここのブログにも書いた。

今まで推測はしていたものの今一つはっきりしない部分を詳しく説明して戴いた。
大まかに言うと昔は熊の住む世界と人の住む世界は完全に分けられていた。
熊は山深い奥山に住み、人は里山にしか足を踏みいれなかった。
しかし人は杉や桧の植林とかまた観光とかで山の奥まで道を作り開発していった。
熊は広葉樹の実などを食料にしているが、そんな木々は伐採され、熊の食料はどんどん無くなっていった。
それで熊は徐々に食料を求めて里山の方にまで降りて来るようになった。
熊は本来優しい動物だが、里山に降りて来た熊はすぐに銃で殺された。
熊の数は激減した。
熊森協会はそんな熊を守る為にも残されている少ない自然林を保護し、また広葉樹を植える運動をしている。
またこの運動は熊だけの問題でなく、水を守る運動でもある。
広葉樹のある山は保水力に富んでいる。

今日も森山さんは言われていた。
決して人だけでは生きていけない。
あらゆるものが相互に関係し合っていて、その中で人も生かされているのだと。

今回岡山にも支部が誕生した。
岡山県にはあと数頭と数える程しかいないそうだ。
本来優しい大型獣が絶滅して欲しくはないと思う。

2010年5月27日木曜日

お手手が・・・

ダラブッカが来てカホンが来て、前からあるボンゴ、コンガ、そしてジャンベと何かしら叩いている日々。
手で叩く楽器は面白い。
出た音が耳に入って聴こえるのとは別に、叩いた振動がこちらの手に骨に返って来て、それが脳に伝わる。
頭がおかしくなりそうだ。
いや前から充分おかしいと言う方もおられようが。

今回それぞれの楽器のルーツとなるリズムを意識的に叩き分けていた。
ダラブッカだとイスラムのリズム、ボンゴ、コンガならラテンのリズム、ジャンベならアフリカンと。
そして今我が頭は混がらかっている。

たとえばダラブッカでは音をドゥン、テク、カ、エス。ボンゴではカ、ツ、コ、ク。コンガではツ、ク、パ、トと口で使い分けるのである。
リズムが早くなるとまるで早口言葉みたいだ。
また各々叩き方も全く違う。
我が事ながら何で一緒に練習するのか意味がわからない。
そして我が英知ある頭は決断した。
とりあえずボンゴとコンガはこの際横に置いとこうと。

少しは焦点を絞ったのだが、今まで何かしら叩いていたので、お手手が赤く痛い。
これも生みの苦しみか。
生まれるのか?

2010年5月25日火曜日

カホン

待っていたカホンが来た。
早速ダンボール箱から取り出す。
嬉しい瞬間である。
包まれていたビニール袋もはずすと出て来た。
カホンだ。
縦、横が30cm高さが50cmの箱だ。
後ろの真ん中に直径12cmの穴が開いている。
パット見、なんでこれが楽器なんだろうと思う。
しかしながら紛れも無く楽器なのだ。

私の買ったカホンはなんでもスペインのフラメンコのギター奏者マリオコルテスのデザインだそうだ。
側部と後ろは黒、座る処と前面は木目が出ていて、前面には簡単な模様が入っている。
なかなかシンプルで可愛い。
前面の内側にはW状に弦が張られている。

叩いてみる。
真ん中、ドンとなかなか良い低音がする。
上部を叩くとシャンと先程の内側の弦が共鳴した音がする。
通常のドラムスで言えばベースドラムとスネアードラムの感じだ。
叩く位置を変えると微妙に音が変わってくる。
しばらく遊んでみる。
面白い。
ただこの楽器、股の下の部分を叩くのでどうしても前かがみになる。
聞けば前部を少し浮かして叩く人も多いらしい。
しかし演奏中後ろにひっくり返って、爆笑を買うのも嫌だし課題が残る処だ。

またどの楽器もそうだが、いつも思った音をすぐに出すには練習が必要だ。
まあ転ばず一杯叩いて物にしたいと思う。

2010年5月23日日曜日

掌楽器

雨がずっと降っている。
畑にとっては恵みの雨だ。
風邪をひいていたが、農大や小学校、WAの会、鼓空の練習そして和太鼓連盟の会議と忙しくしている内にいつの間にか治まった。

先日よりダラブッカを叩き始めて、掌で直に叩く楽器にはまった。
和太鼓の魅力はダイナミックさにあると思うが、掌で叩く楽器は繊細で叩いた振動が直接体に返って来るので面白い。
側にあるとずっと触っていたくなる。
今ダラブッカは国文祭の練習もあるのでメンバーが使っている。
私は手持ち無沙汰になったのでボンゴを叩き出した。

そして今度やはり国文祭の為にフラメンコ等で使われるカホンを購入する事にした。
明後日には我が道場に着く予定。
果たしてどんなサウンドが出るのか楽しみだ。

2010年5月20日木曜日

病み下がり

徳島から帰る頃からちょっと頭痛がしていた。
寒暖の差が激しかったからか、風邪をひいたのかも知れない。
練習以外は比較的ゴロッとした毎日。

雨もよく降る。
遊び猫モーはしらみの薬も付け、ピンク色の首輪も付けたが、まだ痒い所があるみたいで自分で掻き大きな禿げを作ってしまった。
あまりにひどいので病院に連れて行った。
首筋に付ける液状の薬と飲み薬を2種類貰った。
毛を少し刈った方がいいとの話で、鋏でカットもして貰う。
もともと黒と白の模様の猫だが、刈った所は茶色になる。
と言う事は上手くやれば貴重なる三毛猫だ。
一儲けしようかとも思うが、傷だらけじゃあなぁ、目つきも悪いし。

まあモーも私も出来るなら、じっとしてる方が良さそうだ。

2010年5月17日月曜日

阿波の国 ②

前日の夜、車の中でダラブッカを叩いていたものの、他にはする事も無く10時には布団に入った。
流石に疲れていたのか熟睡。

朝6時に起きる。
天気はまたまた快晴。
こうも普段の行いが良いと天気に恵まれるのかと感心する。
ペットボトルの水で顔を洗い、歯磨き。
またまた神山の高き頂上を目指す。
7時過ぎには焼山寺に着く。

この山は昔大蛇が住み、魔境とされていた。
弘法大師はこんな場所だからこそと虚空蔵菩薩の力を借りて寺を建立されたそうだ。
2回目のお参りを済ませ、納経帳に墨書と朱印を戴く。
参道を降りて駐車場へ。
あまりに気持ち良かったのでダラブッカを出し、お寺に山に空に向かって叩く。

神山を下山し、次は大日寺、常楽寺、国分寺、観音寺、井戸寺と徳島市の町の中の寺を周った。
昼食を摂ってから南下。
恩山寺、立江寺そしてお遍路にとっては道が険しい山岳霊場鶴林寺に入る。
この寺の本尊は地蔵菩薩で、本堂を護るように両脇に2羽の鶴の像がある。

鶴林寺で参拝後、またまた屈指の難所21番札所の太龍寺に向かった。
今は途中まで車で登れるし、ここはロープウェイもある。
車道はあるとは言うものの道幅は狭く絶壁もある。
運転に自信が無い人は止めといた方がいいだろう。
やっと駐車場に着くと、すでに4時20分だった。
そこから寺まで1KMを歩いて登る。
5時までには着かなければならず、頑張って歩く。
かなりきつい。
私がこんな事を言える立場ではないのだが。
やっと太龍寺に着く。

まさに山岳信仰の地だ。
樹齢数百年の老杉に囲まれ、「西の高野」とも呼ばれている。
本尊は虚空蔵菩薩。
やはり空に繋がる菩薩のような感じがする。
参拝後、ゆっくり境内を散策してから駐車場まで戻った。
他の参拝者が下山してから、誰もいない駐車場で心ゆくまで太鼓を叩いた。

今回21のお寺を周らさせて貰った。
まだまだ先は続く。
次回いつ来れるかまだ決まってないが今から楽しみだ。

阿波の国

金曜日の夜の練習が終わってから、四国に向けて出発した。
愛車ハイエースの中には布団一式、服暑くても寒くてもいい様に少し多めに積む。
太鼓はいつもの3点セット、そして先日購入したダラブッカを持って行った。

夜の瀬戸大橋を超え、高松道を東に進む。
1時30分頃に津田の松原というSAに着く。
ここで車中泊。
朝6時に起きる。
気持ちのいい天気だ。
ダラブッカでしばらく遊ぶ。
隣に自衛隊のジープが止まっていた。
若い新兵さんも朝を迎えたようだ。
驚いた事にジープの運転席側のタイヤにタイヤ留めがかけられている。
高速道路のSAにパーキングでタイヤ留めがかけられるなんて、世界広しと言えど有り得ないだろうと妙に感心。
若い新兵さん偉い。

SAを出て一路徳島に、快晴、朝日が瀬戸内海を輝かせている。
板野インターで降りる。
まずは四国八十八ヶ所の第1札所霊山寺に着ける。
インスタントお遍路の始まりだ。
まずは境内の側にある店でお遍路用品を揃える。
と言っても、私は車で周るにわか遍路。
最低限の物だけを購入。
白衣上、輪袈裟、納経帳、頭陀袋,経本、納札、ローソク、線香。
参拝の仕方を教わる。

霊山寺山門をくぐると、右手に小さい池と大師堂、左手に多宝塔、そして参道の突き当たりに釈迦如来を祀ってある本堂がある。
古く趣きのあるお寺だ。
私は本堂の中で売られていた水晶の数珠を買った。

続いて、極楽寺、金泉寺、大日寺、地蔵寺、安楽寺、十楽寺と周る。
どの寺も歴史が古く、今のように車でお参りするような事は無かった為、道が細く車がすれ違うのも大変だ。
十楽時の参拝を終えて、目の前にあったうどん屋に入る。
たらいうどんという木の桶に入った、釜揚げうどんを食べる。
しょうがと葱がきいてて美味い。

昼から熊谷寺、法輪寺、切幡寺、藤井寺と周る。
標識がはっきりある処もあるが、大抵、道の隅にある小さな遍路道の案内を見て行くので、見過ごさないようにしなければならない。

そしてこの日最後の焼山寺に向かった。
ここで初めてお遍路さんの苦難を知った。
標高938mの山の上、樹齢数百年の杉の大木が立ち並び、山岳信仰の凛とした感じがする。
遠くの山並まで見え、眼下を見下ろすとあまりの高さによくこの場所にお寺を建立されたものだと思う。
本尊は虚空蔵菩薩、空に近いからか、我がグループとも響きが同じなので、より近く感じた。

お参り出来て本当に良かったのだが、実は各お寺を周った時には納経帳に朱印と達筆(どこのお寺の人も)で書き記してもらうのだが、これは朝7時から夕方5時までと決められており、私がお寺に着いたのは5時を回っていた。

仕方無くと言うか、こんな処に2回来れて有り難いと言うか、明朝もう1度来る事にした。
私はこのお寺より更に高い処に林道に沿って登った。
誰も全く来ない神山の峠道、山犬峠(だお)と言う処に来た。
山藤が咲いていて、うぐいすを初めいろんな鳥が啼いている。

私は太鼓を出して叩き始めた。
周りの山々に、木々に、そして空に向かって叩いた。
どちらかと言うとここに来れて良かったなと言う感謝の気持ちで叩いた。
太鼓の音の合間にも鳥達は啼いていたし、木々も夕日に照らされ息付いている感じで心地よく、あっと言う間に時間が過ぎた。

下山してから、来る時に案内を見かけていた神山温泉に行った。
食事をしてから、ゆっくり温泉の湯船に浸かった。
ジャグジー風呂が気持ち良い。
あまりに勢いがあるので、ちょっと尻を浮かせてみると、前に流されてしまった。
こんなのは初めてだ。
まさに神の力か。

風呂に入った後はここの温泉の駐車場がかなり広く、車も少なかったので、そこの一画で車中泊をさせて貰う事にした。
熟睡だった。


この続きはまた後で。

2010年5月14日金曜日

四国

今晩から四国に渡ろうと思う。
前々から行くつもりにはしていたが、いつも週末仕事が入っていて行けなかった。

目的はと言う程ではないが、四国の深山霊峰、渓谷そして海で太鼓を叩きたいと思った。
そしてどうせ四国に行くのなら、八十八箇所のお寺も周ってみようと思った。
一度にというわけには行かないから、何度かに分けて行こうと思う。

今回は取りあえず阿波の国徳島だ。
どんな旅になるかまた報告したい。

2010年5月12日水曜日

ダラブッカ

注文していたダラブッカが来た。
エジプト製でアルマース・タラータという名前が付いている。
三菱のダイヤモンドと言う意味らしい。
アルミのダイキャスト(鋳物)を全部覆うように模様が施されている。
全体としては赤茶色、六角形と三角形の貝殻による模様がなかなか綺麗だ。
形はジャンベを一周り小さくした感じで、座って足の股の上に置き小脇に挟んで叩く。

ダラブッカの歴史は古く五千年前から中東のイスラム圏で使われて来た。
私がこの楽器を知ったのはもう7~8年前だ。
岡山に民族楽器の奏者の友達がいて教えてもらった。
一緒に遊んでいる内にラジオ番組にも出演した。

今回久しぶりに手にし、教則用のDVDを観ながら、基本から一つ一つ練習を始める。
音は大きくは4種類、右手で真ん中を叩く低音のドゥン、端を叩く高音のテク、掌を丸めてミュートするエス、左手で叩く高音のカである。
この音を使い分けるのがなかなか難しい。

国文祭まで後5ヶ月ちょっと、なんとかものにしたい。

2010年5月10日月曜日

ピンクの首輪

今日は雨が降っている。
畑にはいろんな種を蒔いているので、おそらく幾種類かは発芽するかも。

遊び猫モーも流石に家の中、雨の中出て行くのは嫌なのだろう。
このモー普段は我が部落の中あちこち歩き周っている。
雄猫同士の縄張り争いもしょっちゅう、傷だらけで帰って来る事もある。

今回も左目の上を必要に猫パンチを浴びたのか、かさぶたを作って帰って来た。
またおそらく猫だらけの処にいたのだろう、ダニを連れて帰って来た。
ほんとうに手間のかかる遊び猫である。

仕方無いので、ダニ除けの薬とダニ、ノミ除けの首輪を買って来た。
薬は首の上側に付ける。
ここなら舐める事はない。
そして首輪、色はピンク、犬はブルーもあったのだが、猫はこの色しか無かった。
ピンクは嫌がるかなと思っていたら、意外と気に入ったみたいだ。
と言うか嬉しそうだった。
猫生初めてのおしゃれだ。
これを付けてると汚いながらも飼い猫とわかるし、一石二猫だ。

まあ雨が上がるまではじっと静養してた方がいいかも。
晴れたら颯爽とお披露目か。

2010年5月8日土曜日

ヨカ

ヨカに行った。
本当は昨日の予定だったが、昨日は勉強会に行ったので今日にした。
同じ先生なのだが、今日はまたまた我が目を疑った。

前回来た時はGWスケジュールとかで残念ながらヨガは無かった。
今日は朝10時20分からのレッスンだったので、その前に行ってスタジオの前の椅子で待っていた。
すると前のレッスンの人達がスタジオから出て来た。
そして事もあろうか、我がヨカの先生が「お疲れ様でした。」と皆を見送っているではないか。
あれぇ、スケジュールが変更になったのかと愕然とする。
掲示板に行ってスケジュールを注視すると事の成り行きがわかった。

我が先生は私達のヨガの前にソフトエアロなるものを教えてたのだ。
多分ソフトなエアロビクスなのだろう。
そして我々のヨガ、そしてまたまたテクニカルエアロという何か難しそうなものを教える事になっていた。
続けて3時間、いやはや御苦労様だ。
私も何かダンス系の物もしてみたいと思うが、エアロビクスはちょっと恥ずかしい。

1時間久しぶりに体を曲げ、伸ばし、捻った。
気持ち良かった。

2010年5月7日金曜日

勉強会

勉強会なるものに行った。
特に勉強したかったわけではないが、誘ってくれたし、「人生気が付けばしあわせ」という比較的楽そうなタイトルに惹かれた。
岡山西川沿いのビルの中の会議室。
参加者は50~60名といった処か。
時間は11時から3時まで途中トイレ休憩1回という長丁場。

私はタイトルしか知らず何の勉強するのかもわからない状態。
行くと資料の入った封筒を戴く。
机に座ってざっと読む。
何か哲学的、宗教的な感じだ。

まず神奈川から来られた方の資料に沿った話。
内容は群馬県で無肥料栽培のスリーエフ農法を推奨されている方の自然観、宗教観を本人に代わり紹介して行くというもの。
約2時間の講義なかなか面白かった。
後半の2時間は参加した方々が講義についての質問や感想を話し合う。

話の流れの一つは、
まず人は自分を客観的に見る必要がある。
そうすると自分の駄目な処が見えて来る。
すると駄目な自分を支えてくれる周りの人に感謝するようになる。
そうなればその人からいい波動が出て来て、周りに波及しお互いのいい波動が共鳴するようになる。

成る程と思い、我が駄目な処を探すが、いくら探しても見つからない。
これだと先に進めないではないか。
駄目な処の無い処が駄目な処か。

では何故駄目な処が無いのか。
私の場合多少の事は自分を駄目と思うより、仕方無いよなと思うのである。
こんな自分果たして如何にすべきや?

寝て考えよう。

2010年5月6日木曜日

ドラムスメ

世間は一応ゴールデンウィークも終わり、今日から日々の生活に戻っているみたいだ。

我が道場もまた練習が始まった。
昼の稽古のちょうどその時に、先日イベントで太鼓を叩いた商工会の面々がわざわざお礼を言いに、お土産を持って来てくれた。
折角来たのだから、ちょっと太鼓を叩かればと勧めたのだが、今日は仕事の途中だとかで帰られた。
これからも続けたいという人も何人かいて、今後が楽しみだ。

昼の稽古の後は今日からドラムを習いたいという高校1年生の女の子が来た。
なんでも文化祭でバンド演奏をしたいとの事。
ドラムを教えるのは久しぶりだ。
過去10人ぐらいの学生達に教えて来たが、皆進学等で他所の県に行き、残念ながら今はいない。
まずはスティックの持ち方から始め、基本の叩き方を教える。
更に簡単な8ビートをやってみる。
始めての稽古だし、終わりには筋肉痛がすると言っていた。
高校1年生で筋肉痛とはちょっと可笑しい。

まあ楽しくやって行こう。

2010年5月4日火曜日

バレエ

今朝、国民文化祭のバレエの部でお世話になっている先生から電話があった。
このGWに振付をしていた作品がぼつぼつ仕上がって来たとの話だった。

前作の棟方志功の神々の世界は、先に和太鼓でリズムを作り、それに合わせて振付をする方法だったが、今回は先に振付をし、それに合わせてリズムを作る方法だ。
テーマは大原孫三郎が若き青年達に、欧米の文化を吸収させようと海外に送り出す場面だ。
青年達はまだまだ荒削りだが意欲にだけは燃えている。
そんな感じを音で表現して欲しいとの事だった。
私としては感じは判るが、荒削りの音を出したら、きっとみんなから怒られるんだろうなぁとちょっと警戒。

踊りの一つ一つの場面のコンビネーション、移動の仕方を確認しながら,最終振付が進む。
私はビデオを回す。
今回は和太鼓でなくパーカションでとの事だったので、取りあえずティンパレスを持って行っていた。
最後に2回程合わせてみる。
リズムはちょっと早めの8分の6
大まかには把握出来た。
後はこちらのリズム体の構成だ。
無国籍な感じが良いと言われてたので、最初ティンパレスとロートタムとジャンベで行こうかなと思っていたが、青年達が向かったのは欧米だから、アフリカのジャンベはちょっと不味いかなと思い始めた。
ではどうするか、ジャンベの代わりにダラブッカにしようか。
しかし持っていない。
棟方志功では音に妥協をしない格好良い私は、効果音としてウィンド・チャイムを買った。
今回はダラブッカか。

国民文化祭、なかなか出費もかさみそうだ。

2010年5月3日月曜日

苗床

ゴールデンウィークも早くも中盤、特にどこに行くわけでもなく、もっぱら田畑の仕事をしている。

私の家の前にも小さい畑があるのだが、先日から鼓空の2人のSさんのしている自然農の田畑を手伝っている。
まず田んぼの方だが、苗床を作った。
やはり田んぼの一画にもみを蒔き、その上にもみが隠れるよう薄く土を載せる。
そしてその周りに支柱を立て、ネットを巻いた。
雀に食べれないようにだ。

畑の方は今年からより広く貸して貰える事になったので、拡がった場所の畝作りをした。
自然農の場合、通常耕す事は無いのだが、最初だけ畝を作らなければならない。
南北の方向に溝を掘る。
掘った土を畑の上に載せ慣らして行く。
この畑には大豆と綿を植える事になっている。
今日は綿の苗床も作った。

朝10時過ぎから始め5時過ぎに終わった。
今日は天気も良く、畑をしてても気持ちが良かった。

2010年5月1日土曜日

種蒔き②

今朝も天気良く、種蒔きをする事にした。

耕さない、肥料を与ない、草も抜かないの、ないないづくしの自然農だが種は蒔くのだ。
しかし考えてみれば、収穫以外の野菜をそのままにしておけば、花が咲き種ができ自然に落ちてまたできるかも知れない。
そうすると私は何もしないでいい事になる。
来年はそうするか。
しかし問題は最近の種は改良に改良を加えているから、なかなかこぼれ種からは発芽しない。
だから少し高いが全部固定種を買ってすれば、その循環も上手く行くだろう。

今日は頂いた大根、人参、なす、きゅうり、ミニトマトの種を蒔いた。
この中なす、きゅうり、ミニトマトは固定種だそうだ。
この3種は今までずっと苗を買って植えていた。
だから種を蒔くのはこれが始めて。
上手く育つか楽しみだ。

一通り蒔いた後、完璧な私が重大なミスをしている事に気付いた。
きゅうりを植える処が一列違っていたのだ。
先日おくらや鷹のつめを蒔いた処だった。
しかし心の広い私はそんな小さい事は気にしない。
きゅうりとおくら、鷹のつめの芽が出て苗になった時、お隣どうしきっと「こんにちわ」と挨拶してくれるだろう。

種蒔きの後は水撒き。
私は種から芽が出る原理を考えてみた。
おそらく気候が暖かくなり、地温も上がり、そこに水を蒔かれると一挙に蒸し暑くなり、我慢出来ず、え~いと外に向かって発芽するのではと思う。
まあサウナから出る人の心境かな。

外でうぐいすが鳴いている。
ちょっと訛っている。

ホーホキョ