2009年7月23日木曜日

新宿 ②

雨が上がったので、歩いて新宿御苑に行った。

私も永らく、東京近辺にいて、車で側はよく通っていたが、中に入るのは初めてかも知れない。
実際中に入ってみると、木々が雨で濡れ、しっとりとしている。
太く大きな木も一杯あり、鬱蒼と森になっている処も随所にある。
かと思えば、広い芝生もあるし、池もたくさんある。
日本庭園は勿論、英国庭園等もある。
実に落ち着けるいい処だ。
東京、それも新宿にこんな処があるとは、俄かに信じがたしである。

ただわからないのは、我行動だ。
田舎から出てきて、花の都東京に来て、なんで、また自然の多い処に来るのかである。
花の都をもっと謳歌すべきではないのか?

この答を一瞬で我パソコン如き頭は出した。
要するに都会で楽しもうと思えば金がいるという事である。
溢れるが如く、金があれば、毎日芸者をあげて(古い表現)、花の都を謳歌し尽くことが出来ようというものである。

もっと貯めることにしよう。

広場の真ん中の見晴らしのい処で、子供が30人程と先生らしき人がいた。
子供達は皆、紙サングラスを持っている。
何故か?
いち早く我コンピュウターは作動した。
今日は日食で、子供達は東京の中では見晴らしのいい、御苑に来ているのだ。
なかなかいい判断だ。

残念ながら天気は曇り、子供達はまちまちに遊んでいた。
しかしある子が「見える」と言ったら、全員紙サングラスを持ち、「見える、見える」と騒いでいる。
私も子供から紙サングラスを取り上げ、見ようと思った。
が、それはちょっと大人げないかなぁと思い直した。 (冷静)

で、片目を明け、空を見ると、確かに三日月状の太陽が見えた。
雲が適度にかぶっているので、裸眼でも大丈夫だった。
私はもっと世の中、暗くなるのではと思ったが、もともと曇り空だったので、大して変わらなかった。

こうして2時間程、木々を楽しんでから、紀伊国屋ホールに行った。

    ・・・・・ 続く ・・・・・

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