2009年7月31日金曜日

バタバタ

バッタになりそう。

今晩東京に向けて立つのだが、それまでにする事が多い事、この上なし。

今朝はまず畑から。
トマトの茎が縦横無尽に飛び跳ねていたので、添え木に結び、わき芽などを摘む。

8月後半のライブの打ち合わせを進める。
頼まれていた物を発送する。

曲を覚える、忘れる、また覚える・・・・・・

持っていくものを整理する。
衣装、着替え、楽譜、太鼓6台・・・・・

ガソリンスタンドに行って、ガソリンを入れ、オイル交換をする。

曲を覚える、忘れる、また覚える・・・・・・

大太鼓の練習をしばらく出来ないのでする。

曲を覚える、忘れる、また覚える・・・・・・

今晩8時30分出発予定

朝、東京初台のShinさんの処へ行き、クリスタル・ボウルを積み、スタジオに入る。
練習時間は5時間。

あさっての「ゆうど」に備える。

かような予定になっておりまする。 (頭が壊れかけている)

読んだ方で何か質問等があれば、電話下され・・・・

2009年7月30日木曜日

ツアー

明日の夜から、ハイエースに太鼓を積み、東京ー外房のツアーに出る。

今回は「天魂」のライブなのだが、クリスタル・ボウルの演奏時間に制限がある事から、鼓空のさゆりさんに手伝ってもらう事になった。

「天魂」の演奏が45分前後、和太鼓演奏が40分くらいの構成だ。

「天魂」については、上京し次第、Shinさんとスタジオに篭って、最終打ち合わせをする事になっている。

今和太鼓演奏曲の構成を練っている。

鼓空の場合は通常6人から10人ぐらいで演奏するが、今回は2人だけなので、その形を作らなければならない。

なかなか覚える事が多い、必要のないデータはごみ箱に入れ、頭を軽くする必要がある。

全く、空っぽになったりして! まあそれはそれでいいか。

大変だが、せっかく来て下さるお客さんには、満足して帰って戴きたい。

集中して頑張らねば。



再度、ライブ日程を記しておこう。


東京
8月2日(日)  ゆうど                12時30分開場  1時00分開演
8月4日(火)  Dragon’s fountain CUZN   7時00分開場  7時30分開演
8月6日(木)   Cosmic Soul 7時00分開場    7時00分開場  7時30分開演

外房
8月8日(土)  ブラウンズ・フィールド        4時00分~
8月9日(日)  風の谷ファーム            2時00分~   


詳しくは知りたい方は私のホームページ
(http://shun-oto.net/)

か私の携帯に電話して下さい。
090-8066-0727 (乙倉です)

2009年7月29日水曜日

旧友 ②

昨晩 アランは来た。

ビールを飲みながら、シスコの事、東京の事、音楽の事、友達の事と、話に華が咲いた。

今朝は、その興奮もあったのか、早く目覚めた。
アランはまだ寝ていたので、久しぶりに畑の草刈をした。
この処、忙しくて、殆ど畑の世話をしていなかった。
その為か、きゅうり1本は枯れ、トマト、なすも葉が枯れたり、虫にやられたりしていた。
自然農法と言えども、放ったらかしていては駄目である。

毎年春先は小まめにするのに、露に入りだす頃から、目が行き届かなくなる。
やはりお百姓さんみたいには行かない。

一通り草刈をした頃、アランは起きてきたので、一緒に朝飯を食べた。
(私は普段朝は食べないのだが、お付き合い)

10時にウチの婦人部隊が練習に来る。
アランにも参加するよう勧め、一緒に稽古をする。
彼もミュージシャンなので、飲み込みが早い。
みんなで結構汗を流して、終了。

昼から牛窓へ、瀬戸内海を眺め、玄米菜食のお店楽土館に、昼飯を食べに行った。
ここの料理は美味いし、優しい味がする。
アランも気に入ったようだ。

食後、倉敷の美観地区、アイビースクェアー等を見て、阿智神社に参詣に行った。
山を降りてから、岡山は後楽園に、のんびりの様な、忙しい様な行程である。

1時間程、後楽園をぶらぶら、冷やされた抹茶と吉備団子を食べ、岡山城へ、。

5時半にタイムリミット、アークホテルに行く。
そう、夜は瀬戸内源平太鼓の本番があったのだ。

アランも太鼓の搬入、セッティングを手伝ってくれた。
本番はパテーションの裏から見てもらい、終わるとすぐに車で岡山駅へ。
彼は今日中に東京に帰らないといけなかったのだ。

アランにとっても忙しい岡山の旅だが、とても喜んでくれた。

来週日曜日には、また東京で会う。

See you nextweek.

と言って別れた。

2009年7月28日火曜日

旧友

今日は22年ぶりの友達が訪ねてくる。

名前はアランといい、私がサンフランシスコに初めて着いた直後に知り合った。
彼は広島の原爆をテーマにした漫画「はだしのゲン」を英語に翻訳し、海外に紹介した人だ。

私もシスコから、ウォールナッツクリークという白人の町に引越し、またその半年後オークランドという黒人の多い町 (野球の好きな方なら、お分かりになると思うが、オークランド アスレチックスの本拠地だ。) に引越した。
アランもその頃、オークランドに住んでいた。

彼は翻訳や通訳の仕事をしているが、音楽も好きでベーシストである。
私達はよくスタジオでセッションした。

その後、私は帰国することになったのだが、アランも数年前、再度日本に来て、東京に住みだした。
その事は前から、友を通じて知っていた。

今度、東京、千葉の「天魂」のツアーをする事になり、彼にも連絡を取った。
彼はシスコ時代はロックをしてたのだが、今はジャズにはまり、ウッドベースを弾いているとの事、
演奏活動もかなりしてるらしい。

今回、やはり先程紹介した「はだしのゲン」の関係で広島に呼ばれ、その帰りに寄ってくれる事になった。
22年ぶりの再会、積もる話も一杯あるし、彼の最近の演奏活動も聞いてみたい。


ビールは一杯冷やしている。

2009年7月27日月曜日

雨月

吉井川に沿って北上。
雨の為、水かさがかなり増していた。

さっき私のセカンド・ジョブ 〇〇〇フルの偵察に入った。
新しいスタッフが私の接客に当たった。
私はそんな報告は聞いていない。
しかし、きちんとした態度だったので、お咎めは無しにしよう。

メニューを見ると、夏のスタミナフェアが一杯並んでいる。
そんなにスタミナを付けてどうする。

私は豚キムチうどん(ファミレスには似合わない)をオーダーした。
それと6月末切れのドリンクバー券を出す。
またまたスルー。
あまり関係ないみたいだ。

豚キムチうどんは、皆さん想像どおりの味。
ドリンクは微炭酸入り白ぶどうジュース。
私の頭の中で、夏の飲み物として定着しつつある。
冬は梅こぶ茶 右に出る物はない。

これから作州矢筈太鼓の練習に行く。
近々 本番があるので、特別練習だ。

今日は車に傘を積むのを忘れている。
これ以上 どしゃぶりにならなければ いいんだけど・・・

2009年7月26日日曜日

終演

一月以上関わってきた演劇「葛の葉」が終わった。
役者さん達は今年3月から、練習に入っていたらしい。

今日は、昨日お願いしていたモニターも用意されていた。
本当に忙しい中、手配して戴き感謝である。

本番では、出演者の皆さん、それぞれにいい意味で気合が入っていて、緊張感のある芝居になった。

アンケート用紙、少し拝見したら、大方が良かったとの意見が書かれてあった。
私自身は反省点もいろいろあるが、一応役目は果たせ、ほっとしている。

今回のように他ジャンルの方と一緒にさせてもらうと、いろんな事がわかる。
意識のもって行き方の共通した処も感じる。

これからも、このような機会を大事にしていきたい。

改めて、今日来て戴いたお客さん、 脚本家の白神さん、舞台監督の釣田さんをはじめスタッフの方々、役者の皆さんに感謝である。

2009年7月25日土曜日

演劇 ④

明日はいよいよ、演劇「葛の葉」の本番である。
今日は「迷宮」の本番もあり、時間が押して「葛の葉」の通し練習は出来なかった。

ちくわ笛の住宅さんとの音合わせはかろうじて出来た。
ただ私は住宅さんとのデュエットだけでするのかと勝手に思っていたのだが、CDを使って、その上でちくわ笛と太鼓の演奏という事になった。

これはリズムセクションの人間には意外に難しいのである。
メロディー楽器なら上に乗せればいいのだが、リズム楽器はもとのリズムに合わせる事を一番に要求される。
という事はメトロノームに合わせて演奏しているようなものである。

ところが、今日の練習ではモニターが小さく、住宅さんの笛は聞こえるのだが、もとのCDが聞こえなくなる状態であった。

少し不安の残るリハであった。
一応、演出の白神さんには、大きいモニターにして貰えるよう連絡した。

演奏事態はどんな状況でもできるのだが、お客さんがいる限りはベストの状態で演奏したい。


明日の公演の内容をもう一度お知らせしよう。

場所は天神山文化プラザで


蚕神    PM1.00~

葛の葉   PM6.00~

である。
当日チケットは1公演につき 500円

もし御都合が良ければ、お出かけ下さい。 

2009年7月24日金曜日

新宿 ③

2時から、紀伊国屋ホールでの「円」の公演に入った。

題は「宙をつかむ!」である。
事実に基づいた話である。

太平洋戦争の末期、B29が本土襲来をしかけて来た。
B29は、上空1万メートル以上を飛ぶので日本の飛行機は上昇中に、迎撃され落とされ、全く歯が立たなかった。
そこで空軍でロケット戦闘機なるものを作り、瞬時に上空に到達させ、B29を撃破しようとする計画を立てた。
名前は「秋水」といい、事実作られ、発射実験も行われたが、実際に使用される前に、敗戦となった。

この話はこの研究者達と、軍人と、それを応援する人達の話である。
みんなはこのロケット開発に大きな夢を託す。
一番応援しているのが、もと海軍兵だった、橋爪功さん扮する海軍おじさんである。

遥は橋爪さん処で、世話になっているのだが、結核を患っている役だ。

私も橋爪さんの生の演劇を見たのは、初めてだったが、やはり凄い。
自然で、説得力があり、かつ面白い。
テレビでもそうだが、性格が全く違う役を、どれも完全にこなしてしまう。

遥は病気でもあり、大きな声でしゃべる処はなかったが、雰囲気が出ていた。
よく頑張ったと思う。
橋爪さんには楽屋でも可愛がってもらっているらしい。

私も終演後、挨拶に伺い、お礼を述べた。

紀伊国屋ホールを出てから、今度のツアーでお世話になる、目白の「ゆうど」さんに行った。
いろんな話をさせて貰っている間に、あっという間に2時間以上経った。

慌てて新宿のバス乗り場に帰り、東京を後にした。
楽しい旅であった。

2009年7月23日木曜日

新宿 ②

雨が上がったので、歩いて新宿御苑に行った。

私も永らく、東京近辺にいて、車で側はよく通っていたが、中に入るのは初めてかも知れない。
実際中に入ってみると、木々が雨で濡れ、しっとりとしている。
太く大きな木も一杯あり、鬱蒼と森になっている処も随所にある。
かと思えば、広い芝生もあるし、池もたくさんある。
日本庭園は勿論、英国庭園等もある。
実に落ち着けるいい処だ。
東京、それも新宿にこんな処があるとは、俄かに信じがたしである。

ただわからないのは、我行動だ。
田舎から出てきて、花の都東京に来て、なんで、また自然の多い処に来るのかである。
花の都をもっと謳歌すべきではないのか?

この答を一瞬で我パソコン如き頭は出した。
要するに都会で楽しもうと思えば金がいるという事である。
溢れるが如く、金があれば、毎日芸者をあげて(古い表現)、花の都を謳歌し尽くことが出来ようというものである。

もっと貯めることにしよう。

広場の真ん中の見晴らしのい処で、子供が30人程と先生らしき人がいた。
子供達は皆、紙サングラスを持っている。
何故か?
いち早く我コンピュウターは作動した。
今日は日食で、子供達は東京の中では見晴らしのいい、御苑に来ているのだ。
なかなかいい判断だ。

残念ながら天気は曇り、子供達はまちまちに遊んでいた。
しかしある子が「見える」と言ったら、全員紙サングラスを持ち、「見える、見える」と騒いでいる。
私も子供から紙サングラスを取り上げ、見ようと思った。
が、それはちょっと大人げないかなぁと思い直した。 (冷静)

で、片目を明け、空を見ると、確かに三日月状の太陽が見えた。
雲が適度にかぶっているので、裸眼でも大丈夫だった。
私はもっと世の中、暗くなるのではと思ったが、もともと曇り空だったので、大して変わらなかった。

こうして2時間程、木々を楽しんでから、紀伊国屋ホールに行った。

    ・・・・・ 続く ・・・・・

2009年7月22日水曜日

新宿 ①

バスは8時20分頃、無事新宿駅西口に着いた。

雨が降っていた。
用意周到な私はおもむろに折りたたみ傘を出す。
雨ゆえに行き場所に困る。
晴れてたら、渋谷、原宿をぶらぶらをしようと思ってたんだけど。
(お上りさんか!・・・・お上りさんです。)

とりあえず東口の方に行ってみる。
演劇の開演までは相当ある。

ALTAまで行き、一応守衛さんに昼の人気番組に、入れるか聞いてみた。
答えは、「葉書を持っている人しか入れないんですよ。」
まあ予想的中だった。こんな賑やかな新宿で誰でも簡単に入れたら、すぐ満杯になってしまう。

ALTAは諦めて、歌舞伎町に行く事にした。
新宿と言えば歌舞伎町、花の歓楽街である。
まあとは言うものの、朝9時 あまり歓楽してない。

しかしながら、開いてる歓楽店もいくつかはあった。

風俗案内と言う看板の灯りが付いている。
優良店 団体割引有りと書かれている。
どこがどう優良店なのだろう?

店の前には客引きのお兄さんが、何人か立っている。
しかしながら、私には声をかけてくれない。
何故だ。

Tシャツとつっかけが良くないのか?
声ぐらいかけてくれればいいのに。

昔はよく新宿にも遊びに来たものだ。

一見 何も変わってないような気がする。

雨が降ったり、止んだりしている。
私はその度に、折りたたみ傘を出したり、畳んだり。
めんどくさい事、この上ない。
便利なようで不便な傘だ。

雨が止むまで、デパートの中にでもいて、晴れたら、新宿御苑にでも行ってみよう。

2009年7月21日火曜日

夜行バス

今 岡山駅の側から夜行バスに乗った。
行き先は東京の新宿だ。
到着は明日の朝8時40分との事。

目的は娘の遥の演劇を見る為である。
明日の昼2時から紀伊国屋ホールである。

題は「宙をつかむ」で、主演は橋爪功さんだ。
娘も「円」の劇団員になってからは、まだ2年目であるが、よく使ってもらえたのだと思う。

バスがわりと揺れるので、続きはまた明日にでも。

2009年7月20日月曜日

カラス

先日、そんな馬鹿なって事が起きた。

朝6時頃、モー モー モー モー って女の人のような高い声がして、私は目覚めた。
誰かウチの猫のモーを呼んでいるかと思い、耳を澄ませていると、声は家の屋根から聞こえる。
カラスがモー モーと鳴いているのだ。

信じられる?

私は世の中どうなっているんだろうと思った。
しかし、眠いながらも沈着冷静な私は、起きている事の分析にかかった。

なぜカラスはモー モー と鳴いたのか?
私のパソコンが如き頭は、時間がかかったが、結論を出した。

実は私は猫のモーに餌をやる時や、暇でしょうがない時に、 モー モー と大声で彼を呼ぶ。
それをカラスは耳コピーをした、
それを密かに練習し、発表したのだろう。

ウチに来てるメンバーから も
「カラスはオウムのように口真似が出来るんですよ。」
と聞いた。
すべて合点がいった。

しかしカラスも他に覚える事は無いのか?

もし猫のモーが返事したら、一体どうなるのか?
またまた、頭が狂いそうである。

今朝早く、またこのカラスのモー モーを聞いた。
私の聞き違えではないかと冷静に聞いた。

間違いなく、モー モーと鳴いている。

世間にはカラスが嫌いな方も多い。
私はそうでもない。
以前からカラスに、よく声をかける。

特にソーラーシステムのガラスをコンコン突付いている時や (どういう訳かカラスはこれが好きだ)、
大勢集まってカァー カァー鳴いている時、

「うるさい~~・・・・」と怒鳴ってやる。

するとしばらくは沈黙が続くが、また騒ぎ出す。
懲りない奴等だ。

私は時々、空を飛んでいる鷺にも声をかける。
「お~い 元気かぁ~ 」
と言うと、一瞬止まって、

「何だ今のは?」って顔をする。

鳥は実に面白い。

2009年7月19日日曜日

イルカの家

ここには一杯イルカがいる。
芸達者なイルカばかりで、行けば笑顔で迎えてくれる。

と言うのは冗談で、私の高校時代の先輩が、経営している養護老人ホームである。
その隣の敷地に彼は、若い人を対象とするリハビリの学校も建てた。

場所は笠岡市の寄島、海に面している素敵な処である。

ここまで書いたことから 推察すれば、かなりのやり手と思われるかも知れない。
だが、私は高校時代の彼を知っている。

彼は同級生、下級生からも、漫画のキャラクターに似ていることから、だめちゃんと呼ばれていた。
あくまで、愛称としてである。

私は今でも二人きりの時は、だめちゃんと呼ぶ。
ただ、今は公にも立場のある人なので、人前では決して言わない。

彼はお父さんが、やはり医者で、寄島という小さな田舎町で町医者をしてた。
彼は小さい時から、その父親の姿を見て育った。
それゆえ、町医者の大切さをはっきり知っていた。

高校の時、私はだめちゃんから、幾度も聞いた。
「俺はいずれは寄島に帰って、親父の後を継いで、寄島の町医者になりたい。」

彼はほんとに医者になり、最初岡山で医者をしていたが、彼はある時、故郷に帰った。

お父さんの後を継いだ。

が、そればかりでなく、養護老人ホームを建て、リハビリの学校まで造った。
彼は決して営利だけを希求する人間ではない。
必要に迫られて造ったのだ。

勿論奥さんの応援も並大抵のものではなかった。

8年前、彼と近況を話している時、夏祭りに来てくれとの依頼を受けた。
それから毎年行かさせて貰っている。
いつも、喜んでくれ、一杯お土産まで持たしてくれる。
控え室には、毎年私の為に、冷たい恵比寿ビールを用意してくれる。

ところが、今回控え室には担当の方達が、冷たいおしぼりとソフトドリンクとお茶は用意してくれていたのだが、冷たい恵比寿ビールは無かった。

だめちゃんが担当の方に指示するのを忘れていたのだ。(おそらく・・・)
私は待ちに待ったが、冷たいビールは来なかった。

担当の方に言うのも気が引けるし、ましてだめちゃんはお客さんの接待もあり、忙しそうである。
結局最後までビールに有り付けなかった。

祭りも終わり、太鼓の片付けをしている時、だめちゃんが来たので、私はとうとう言った。
「あの、恵比寿ビールが無いんだけど」
だめちゃんはてっきり控え室にビールが出ているもんだと思っていたらしい。
でも後の祭り。

帰りにビール1ケースと高級ブラディーをくれた。(まあこれは毎回なんだけど)
やっぱり嬉しく、すべては水に流すことにした。

また来年もと依頼を受け、帰途についた。

有り難き先輩だ。

2009年7月18日土曜日

牛鬼祭り

今日は日本のエーゲ海牛窓の出島公園で開かれる「牛鬼祭り」に行った。

今年で連続9回出演させてもらっている。

この祭りは、私の友人と言うか、先輩の藤井さんという方が、牛窓に根付く祭りを作っていきたいとの意向で始まった。

牛窓音頭と牛窓節と2曲を作り、プロの民謡歌手の木島一清さんと、かわたり京子さんに唄ってもらい、レコーディングした。

お二人は毎年「牛鬼祭り」に来てくれる。
唄った戴き、それに合わせてみんなで踊る。

藤井さんとしては、この踊りが、牛窓の人々の中に根付き、これからも祭りがずっと続いていって欲しいと願っている。

踊りには牛窓のいろんな連が参加する。

保育園のチームから、企業のチーム年配の方々と様々だ。

今年は14チームが参加した。

祭りのメインは勿論この踊りである。

では鼓空の役目は何か。
祭りの最初のオープニング (言葉が重なっているが・・・)と、祭りの最後にみんなに踊って頂けるように、ノリのいい曲をして、賑やかに祭りの最後を飾る事である。

来年は10周年だ。

もっと賑やかな年にしたいみたいである。

鼓空も、出演依頼を改めて受けた。

よりパワーアップして臨みたい。

今日は終わって片付けをしている時、ブラジル人の母子が来られ、ウチの道場に来たいと言われた。

名刺を渡し、「いつでも来て下さい。」と申し上げた。

2009年7月17日金曜日

雨金 ②

こんなタイトルが付くとは思わなかった。
今日も雨だ。

雨にも負けず、予定通り、朝ヨカに行った。

先生は先週、研修に行っていた。

そこで今日はいくつか新技が出た。

前回もそうである。
研修後に荒業(?)が出た。

今回のポーズをお教えしよう。
背骨に自信のある方 (そんな人はいるのか?)は是非やってみて下され。

① 四つんばいになる。
② 左手と右足を床と平行に伸ばす。
③ そのまま右足を膝から足先を天に曲げる。
④ 左手で右足の親指をつかむ。
⑤ そのまま左手と右足を天に引き上げる。

先生は言う。一番きつい時に「深い呼吸をしましょう!」
何おか言わんや、無理である。

さっきの逆をする。
まあそれにしても、次から次によく技が作られてきたものだ。
ヨーギは偉い。

この処不規則な生活だったが、少しバランスを戻したかな。

これから、週末は特に忙しくなる。
何回かお休みしないといけない。
ちょっと残念だ。

家で空いてる時にすればと思われるかも知れないが、絶対無理である。
あのスタジオの中に入ってのみ出来るのである。
みんなもしてるから、私だけサボるわけにもいかないからだ。
この状況が大事だ。

なんとか半年続いた。
これからも行ける時は行くようにしよう。

2009年7月16日木曜日

龍 ④

今日は午後から、ルネスホールに行った。

照明のAll Lightsの熊本さん、大場先生、玉井宮の佐々木さん、そして私とで「龍伝説」と「龍神祭」の打ち合わせだ。

「龍伝説」の打ち合わせでは、熊さん (ウチのメンバーは熊さんと呼んでいる。本人は知らない。) に台本通りの演出可能かどうかチェックして貰う。

まあここだけの話にして戴きたいのだが、この「龍伝説」大きな天幕を張って、影絵を作る。
そして最後に本物の龍が飛び出して来て、地上をうねり、やがて、空に舞い上がる。
とまあ、大まかに言えば、こんな流れだ。

難しい処は、影絵の場面、光源と役者、そして天幕の距離がポイントとなる。

もう一つは大きな龍が空に舞い上がる場面、ここを光の演出で舞い上がらせたいのだ。

熊さんは、だいたい台本の内容を理解してくれた。

そして、殆ど行けそうなニュアンスを私は熊さんの顔から感じた。

流石は熊さん、だてに熊さんでは無い。(なんのことやら・・・)

今まで何回か、熊さんとは仕事させて貰っている。

いつも、あっと驚くような照明をする。
その場でのアドリブを効かせるのが実に上手いし、的を得てる。

これで、演出の半分は上手く行きそうだ。
後は、舞台の大道具とまではいかないが、何点か造作の必要がある。

そして、今回のテーマの、篠笛、唄、太鼓での、音楽的演出がある。
音楽的にはお二人とも、凄いアーティストなので、なんの心配も無いのだが、「龍伝説」の中での舞台の展開と曲の流れを決めなくてはならない。


お二人の意見も聞きながら、いい作品にしていきたい。

2009年7月15日水曜日

祭りに備え

今朝は婦人部隊の練習。

久しぶりにRちゃんが、二人の子供(5歳の女の子と3歳の男の子)を連れてきた。
Rちゃんも太鼓が好きなのだが、今は子育てに追われ、なかなか練習に来れない。
Rちゃんの旦那はTちゃんといい、やはりここに太鼓を習いに来ていた。
二人は太鼓が取り持つ縁だった。
私は縁結びの紙様。

Rちゃんも結局今日も、子供にかかり切りになり、大して太鼓が叩けなかったが、久しぶりに近況を聞く事が出来て楽しかった。


夜は4人で稽古をした。

この週末は土曜日に牛窓で「牛鬼祭り」に日曜日は「イルカの家夏祭り」に出演することになっている。

「牛鬼祭り」は今年で9回目、「イルカの家夏祭り」は今年で8回目になる。

毎年呼んで戴けるのは、本当に有り難いことだと思う。

それゆえ、スタッフの皆さんの期待に沿えるようにしなくては。

今日は昼も夜もアフリカンの練習をした。
熱い夏に一杯、お客さんに踊ってもらいたいからだ。
私達もビート感のある演奏をしたい。

これから、東京、千葉のツアーまで、かなり忙しい日が続きそうである。
体調を整え、頑張っていきたい。

また今週もヨカに行くべきか・・・

2009年7月14日火曜日

中学校

先日、富山天龍太鼓さんの練習の時、来られていた操南中学校の音楽の先生からの依頼で、今日初めて、学校に行った。

子供達に和太鼓を教える為である。

助手として、ウチのMさんに来て貰った。

内容は9月にある音楽発表会で、和太鼓を中学1年生に叩かそうという事である。

今日は10人ぐらい子供が集まっていた。
また先生も5人おられた。

とりあえず、基本の練習から始める。

先生も熱心にされていたが、子供達がなぜか素直、返事もハイと、でかい声で言う。

ちょっと意外だった。

今回全部で10時間30分で1曲仕上げる事になっている。
基本を1時間して、すぐ曲の練習に入る事にした。

曲は「山河」、私の曲の中では比較的簡単ではあるが、動きがある曲だ。

子供達は先程も書いたが、素直なので、音も初めてにしては揃っている。
少し、いい意味びっくり。

人間やはり、素直が一番か。
私も素直でいよう。(無理か・・・・)

曲の3分の1ぐらい、ざっとした処で時間が来た。
この後はまた次回にということで、今日の練習は終了。

先生に、ちょっとゆっくりしてと、勧められたが、今晩ライブの仕事が入ってた為、退散。

ライブはダイヤモンド・瀬戸内・マリンホテル、瀬戸内源平太鼓さんの仕事である。

今日はウチのSさんと一緒である。
無事、演奏を終了。

お客さんからビールを勧められ、断る訳にも行かず、一気に飲み干す。

帰りはSさんの運転。先程、帰って来た。

寝不足が続いている。

今日はゆっくり寝よう。

2009年7月13日月曜日

眠、眠、眠

ねむの木になったようだ。
昨晩は朝5時頃 布団に入った。
けど蒸し暑く、布団を跳ね退けた。
(これがほんとの羽布団か・・)
朝8時30分頃、仕事の電話が入る。
その後寝れず。

起きて、遅れている「天魂」のチラシの送り先を封筒に書いて行く。
午後から小学校。
いつもながら、無駄に元気な子供の相手をする。

そして北上。加茂へ。眠さの中、 仕事熱心な私は、津山の〇〇〇フルに。
いつものように視察である。
この店はよく私の標的にされる。
店長!気を付けた方がいい。

私は眠さの中、片目づつ交替に、観察する。スタッフの動きに問題はない。

私は夏のスタミナフェアのメニューを見る。肉料理が並んでいる。が、睡眠不足の私は、スルー(しないの意)
中に、すたみなうな丼550円というのがあり、これにした。
あとドリンクバーの券を出した。
期限が6月30日になっていたが、全く問題なし、スルー(通ったの意)

ドリンクバーはこの処ずっと梅こぶ茶にしてたが、暑い中では合わないことがわかった。
で白ぶどうの微炭酸入りジュース。すっきり
うな丼はうなぎの上に焼きのりの千切りが、うなぎが隠れる程のっている。
そしてその上に冷たい半熟玉子とねぎが。

実に美味かった。

寝不足には、すたみなうな丼という図式が私の頭に出来上がった。
もう一杯 白ぶどうジュースを飲んで、加茂に向かおう、後車で30分くらいかな。

2009年7月12日日曜日

忙、忙、忙

忙しい。全くもって忙しかった。

今日は岡山県の北西にある新見市のサンパーク新見という処で、ライブがあった。
ウチの道場は岡山県の南東にあるので、遠い事は遠い。

で、一応道中2時間と考えていたのだが、甘かった。
2時間30分かかってしまった。
この30分の誤差は、大きい。

通常私達は依頼を受けた仕事は、出演時間の2時間前に入る事にしている。
そして準備
① 太鼓、ドラムス等のセッティング。
② マイク、スピーカー、ラインのセッティング。
③ 音出し、簡単なリハーサル。
④ 衣装に着替え。
という次第。
だいたいこの工程に2時間程かかる。

今日は1時と3時に本番だったので、11時に入る予定だった。
しかしながら着いたのは11時30分。
慌ててセッティング。
で始めたら忘れ物に気付く。
ヴォーカル用の無線ヘッドマイクを忘れている。
(有り得ない )
仕方なく有線のマイクを使う。
セットしてマイクチェックした段階で、本番25分前、
急いで衣装に着替える。
舞台袖に入ったのは5分前。

呼吸を整えてから、まずは私の大太鼓ソロ。
そして曲、清流、渓谷鼓と続く。
中盤からアフリカンの曲。
最後にドラムを使った曲。
演奏時間35分。
とりあえず終わった。

昼食を摂ってから、2回目のステージ。

お客さんは喜んでくれたのだが、私達には課題が残るライブだった。

終わって、車2台に太鼓を載せ、挨拶をしてから、新見を後にする。

道場に帰ってから、片付けは、みんなに任せ、私は8時30分から始まる、演劇「葛の葉」の練習に行く。

10時に終わり、帰途に着く。


晩飯を食べてなかったので、開いてた回転寿司に入った。
時間は10時20分。
オーダーストップが10時30分との事。慌てて注文。

6皿食べたら時間となり、700円程払って店を出る。


まあ忙しい一日だった。

昨日、あまりに暇な顔をしてたのが、良くなかったのかなぁ。

2009年7月11日土曜日

暇、暇、暇

全くもって、暇だった。

今日は和太鼓連盟の合同曲の練習が総社の市民会館であった。
昼1時から6時までの練習。

1チームから平均4人出て計80人での演奏だ。

曲は前にも紹介したが「飛天」といい、大太鼓、据え置き太鼓、締め太鼓、全部竹バチを使う。
速度は初めは160、途中から加速する。170以上になる。

4拍子から始まるが、3拍子、5拍子も出て来る。
合わせるには難しい曲である。

まあ曲の説明はともかく、私は今回このエンディング曲には参加しない事にした。

理由は今連盟の役員でもあり、裏の仕事も多そうな事。

また来年の国民文化祭には、岡山バレエカンパニーのバック演奏もする事になっていて、結構バタバタする事が予想されたからである。

で、このエンディング曲は、鼓空の4人のメンバーに任せる事にした。

今回、練習は3回目でもあり、厳しさも増しているのだが、私は客席から、ただボケーと見ているだけ。
(人が忙しそうにしている時、何もする事がないのが、一番暇かも)

あまりに暇そうにしているので、ウチのメンバーからも他所のメンバーからも叩けばと言われた。

が、男は一度言った事を覆すべきではない。
武士に二言はないとも言う。
(まあ普段、二言、三言、当たり前なのではあるが・・・・)


とは言え、太鼓叩きは叩きたいんだよね。

帰って大太鼓を叩いた。少し、すっきりした。

2009年7月10日金曜日

雨金

朝から雨が降っている。
雨にも負けず、風にも負けず、車でヨカに行く。

今日はいつもの先生が研修に行った為、代わりの先生が来られた。
その先生、最初に「私のヨガはゆっくりで、きつくないですから・・・・」
私ちょっと笑みが浮かんだ。

始まると確かにゆっくりしている。
だがそれはきつくないという言葉には繋がらないという事がわかった。
ゆっくりという事は、1つのポーズでじっとしている時間が長いのである。
これはきつい。
私の顔から笑みは消え失せた。
先生嘘つきだった。

ともあれ修行を終え、帰宅。

家では、地味な作業が待っていた。
Shinさんとのユニット「天魂」の東京公演のチラシ、1ヶ所の曜日が違っていた。
火曜日が木曜日になっていた。
昨晩、手伝って貰って、郵便物に貼るアドレス用のシートに (火)(火)(火)・・・・・・・・・と印刷した。
今日は、それを(木)の上に1枚づつ切って貼る。
貼る時はピンセットを使う。
全部で80枚。
(まめ)(まめ)(まめ)・・・・・・・・である。
でも無事になんとか終了。
明日にでも東京の友人、知人に送ろうと思う。


午後「龍伝説」の打ち合わせに行った。
脚本を実行委員長(おそらく)の大場先生に読んで戴いた。
特に問題は無かったみたいで、すぐ演出の方法へと話が進んだ。(良かった、良かった)
演出面では、可能か、不可能かも、わからない事が多い。
早めに照明さんと、打ち合わせをしようという事になった。


大変な事も多そうだが、一歩一歩、前に進んでいる。

2009年7月9日木曜日

目から鱗

が落ちると言えども、俄かに信じ難し。
と思いしが、さもありなんことあるべし。

この処、演劇「葛の葉」で、ずっと台本を見ながら、朗読を聞いているので、ついつい古語となる。

今日は昼寝をしてない。 (エライ)
まあ実の処、出来なかったんだけどね。
今日は午後から、フリ-スペ-スてらこやの稽古。
総勢11名での稽古となった。
稽古場も暑く、クーラーを付けての練習。
他所のチームが見れば怒られそうだ。
見られないようにしよう。

なんだかんだ3時間の練習の後、いつも来ている小学生を相手にサッカーをしたり、キャッチボールをしていると、一人の青年が、池の前にある藤のつるを見つけ、おもむろに言った。

目から鱗が落ちる10秒前

「葛藤(かっとう) の葛はかずらで、藤のつると絡まって、にっちもさっちも行かない事を、葛藤と言うんですよね。」

私の体に衝撃が走る。

葛藤の字は知っていたが、かずらと藤とまでは意識してなかった。

私は何日か前の日記に、かずらと藤のつるを取るのに往生した (死にはしなかったが・・・) 話を書いたばかりである。

まさにあれこそ葛藤だったんだ。

昔の人と全く同じ経験をした。

なんだか、不思議な感じがする。


現代的用語で言うと、「目からコンタクトレンズが・・・・・。」

いや、見えなくってどうする。

目にコンタクトレンズが降って入る。

くっきり、さわやかだ!

2009年7月8日水曜日

睡魔

I’m a swimmer.

どこを泳ぐのか?
いやはや眠い。

昨夜、テレビを見ながら転寝
(へ~うたたねとはこう書くんだ。
勉強する気なかったのに勉強した。
ついでに暇なので辞書を調べる。

「転寝」 寝るしたくをしないで、そのまま横になって寝ること。ころびね
ころびねと言うのは聞いたことがない。立って寝る人などいないのでは。

では、「うたた」とは何か? ある状態がどんどん進行して、はなはだしくなるさま。ますます
転じて、そうした状態の変化を前にして心が深く感じ入るさまをいう。

しかし辞書を作る人も偉い。なかなか書けないよ、こんなには・・・・・・・)


をしてしまった。気付いて、時計を見るとAM3時半、寝なくちゃと思い布団へ。

今朝は10時から、稽古(婦人部隊)

終わって、暑さゆえ、ついついビールに手が行ってしまった。

少し、頭と喉を冷やし、ボケーとテレビを見ていると、またまた、ころびね。2時間が経ってしまった。

なんと怠惰な生活か!

しかし眠い。寝る子は育つというが、もう育たなくても良い。

でも育ったら、どうなるのだろう?

新しい世界が見えてくるかも!

とりあえず、ちょっと体を動かすことにしよう。

2009年7月7日火曜日

蒸し暑い日が続いている。
虫も暑かろう。
私も暑い。
猫も暑い。

今朝は何を間違えたか、5時前に起きてしまった。
そして、後寝れず。

仕方なく、龍伝説を書いた。

昼になり、吉井川河川敷に行き、サッカーゴルフ。

昼食を取り、ボケーとテレビを見ていると、突如睡魔が、2時間寝てしまった。

夕方より、子供達の稽古。

夜、鼓空の稽古。

先程、皆帰った。

雨がまた降り出した。

私はこれから何をすればいいのか?
眠くはないし。

すべき事は一杯有りしと言えども、気力今一つ。

ボケーとビール飲みにし、一日の終わり。

2009年7月6日月曜日

龍 ③

ルネスホ-ルでの「太鼓と笛と唄で綴る龍伝説」の脚本が、できつつある。

夜も寝ず、昼寝して、やっと骨格部分がまとまってきた。

やはり玉井宮東照宮の、金龍、白龍さんにお願いしたのが、良かったのだろうか。

最初は神話からモチ-フを探そうとしたが難しく、感じるままに書き連ねていった。

一応、鼓空のみんなも、ルネスについては気にしてたので、物語の展開だけは伝えた。
みんな意外な程、感心してくれ、私もなんとかこれで行こうと決めた。

ただできたと言っても、まだ骨格だけで、これから肉付けをして行かなくてはならない。

役者さんも最初は少なく考えていたのだが、話にリアリティーを持たす為、ある程度の人がいるのではと思うようになった。

また龍の話なので、どこまで具体的に演出できるのかという大きな問題を抱えている。

そして一番大切なのは、篠笛、唄、太鼓を物語の中、どう被せていくかである。

私としては、演出家の方も頼みたい処だ。

ただ経費の問題もあるので、とりあえず、次の実行委員会の時に、台本を提出し、了解を得た上で、相談させて貰おうと思う。

まだまだクリアーしなくてはならないハードルが一杯あるが、きっとお客さんに楽しんで貰える作品になると思う。

今内容を明らかにできないのが残念だ。

2009年7月5日日曜日

演劇 ③

今日は昼過ぎから、篠笛の作本さんに来て頂き、音合わせをした。
軽く一緒に音を出してから、朗読に合わせて2回程 通した。

篠笛の音は物語によくマッチしていると思った。
まだマッチ仕切れてないのが、我が太鼓である。

母(実は白狐)は機織りをしているのだが、その時、機織り機の音を太鼓で付ける。(脚本家の要望もあって)
これはなんとかなる。(たぶん)
しかし、その間にも 他の人物達の芝居は進んで行く。

驚きであったり、大きな動作の時に、 効果音を入れる。

後半になる程、感情が高まる。
音も盛り上げる必要があるが、こちらの音が大き過ぎると台詞が聞えない。

このバランスをや如何に、である。

今日6時から文化ブラザで、練習がある事になっていた。
来たのだが、他の演目を先に練習する事になり、2時間待ちとなった。

今シンフォニーホールの1Fのベンチに座り、缶コーヒーを飲みながら、携帯で書いている。

後1時間、何をして過ごそう。

先程 地下の丸善書店に行ったが、これはと言う本が見付からなかった。

かくなる上はボーと通行人でも、見ておくか! (危ない・・か)

2009年7月4日土曜日

ライブ

久しぶりにJAZZのライブを観に行った。

牛窓の古民家のお店「Tereya Cafe」さんである。

本当に小さいお店で、こんな処でライブできるのかなぁと思った。

だが、中に入ってみると、意外に人が入れる。

畳の部屋に座布団が敷かれ、周りにソファーや椅子が置かれていた。

客数は30人ぐらい。



ステ-ジは土間だった。

これはなかなか、涼しげでいい。

JAZZの演奏の前に、高木景子さんという方の、琴の演奏があった。

彼女は小さい頃から、生田流で習われてきたのだが、最近は現代的な曲を主に演奏されている。

今回3曲演奏されたのだが、初めの2曲は通常の琴より長く、また玄の数も多い物を使われた。

低音域が広く、ベ-スとメロディーの組合わせが大変心地良かった。


そしてその後、今日のメインのKYというデュオのグループの演奏が始まった。

仲野麻紀さんのサックス、メタルクラリネットと、ヤン ピタードさんのギター、ウードの組み合わせだ。

二人はパリのコンセルパトワールという音楽学校を出ているらしい。

私はメタルクラリネットを初めて見たが、やはり金属ッポイ音がした。(当たり前か・・)

ヤンさんはフルアコースティックのギターに一杯、エフェクター(足押し効果音製造機)を並べている。
押し間違えないかと思う程。

またウードという楽器も弾かれる。
エジプトの楽器で、マンドリンに似ている。やはりトレモロを生かした奏法をする。

二人の曲は即興的な物、パリを感じさせる物、エキゾティックな物と様々だった。

最後にKYさんと琴の高木さんとのコラボ。

曲は、かもめかもめ。

琴の音は、JAZZ的音の中、しっとりとしていた。
やはりいい楽器だなぁと思う。

今回、いろんな音の感じが聴けて楽しかった。
狭い空間での、ライブのやり方についても、参考になった。

私達も、小さい処は小さいなりに、お客さんの息使いを感じながら、いい演奏が出来ればなぁと思う。

2009年7月3日金曜日

ヨカ

金曜日ゆえ、ヨカに行った。 (私の場合ヨガではない)

いつもの全体的流れは、まずゆっくりした感じから始まり、だんだん動きが激しくなり、もう限界だと思った頃から、序所にスローダウンする。そしてリラックスして終わる。

大きくは変わらないが、先生絶えず、新しい事をちょっと入れたがる。
最近、先生的ブームはバランスだ。

どうするかと言えば、まず右足の足の裏を左足の付け根に付ける。

手は胸の前で合掌。
そして合掌のまま、手を上に挙げる。

手を出来るだけ、上に伸ばしす。次に、手を真横に開き、そのまま右の方向に体を回す。しばらくそのまま。

体を正面に戻す。今度は、左に体を回す。

体を正面に戻す。

次に足を入れ変えて、左足の足の裏を右足の付け根に付け、逆をする。

これ等を総じて「木のポ-ズ」と言うらしい。

このバランスはなかなか大変だ。

木はいいよ! 根が生えているんだもの。

しかるに、私の足の裏からは根など生えてない。

特に前夜、酒を飲み過ぎたかなと思った日などは、大変だ。

今日は家に帰ったら、猫のモーがいた。

あまりに暇そうにしているので、いつものようにヨガを教える事にした。


まずは猫背矯正から・・・・・

モーの足を私の股に挟む、そしてモーの両手をもって後ろに反らす。

大きく背伸びをする。

モーは気持ち良さそうだった。

猫も寝てばかりいては駄目だ。

少しは体にいい事しなくちゃあ。

2009年7月2日木曜日

演劇 ②

先日の演劇「葛の葉」の練習で、ビデオを撮ったのだが、残念ながら、上手く撮れてなかった。

画面にラインが4本程入っている。

テ-プを前に使った物を再利用したからか、それともカメラが悪いのか?
カメラも考えて見れば、結構長く使っている。

こんな仕事をしているから、どうしても必要で、まだ値段が高い時に無理して買った。

このテ-プをダビングして、今度共演する事になっている、篠笛の作本さんに送る事になっていたが、駄目になった。

彼は福山 (隣の広島県) に住んでおられ、私とは初顔合わせだ。
とりあえず、来週の日曜日の合同練習の前に、ウチの道場に来て戴き、音合わせをする事になった。

前回、ビデオは撮れなかったが、練習を拝見した処、役者さんの動きは、さほど早くはない。
仮面を付けている事もあり、能を見ているようだ。

役者さんは当然ながら、住宅さんの朗読の声に反応している。

私達が、役者さんの動きを見て反応すると、タイミングが遅れるような気もする。

朗読の声の間をしっかり掴まなければ。

また、表にドンと音を出す時と、流れに薄っすら被せる時とのバランスが難しそうだ。
何より、篠笛の作本さんと呼吸を合わす事が大事になって来る。

彼とも住まいが遠いだけに、なかなか音合わせの時間が取れない。
1回1回、集中して行かなくては。

明々後日が役者さんとの合同練習。

お尻に火が付いた。

熱い。

2009年7月1日水曜日

ツア- ②

天魂の8月夏ツア-の輪郭が見えてきた。

なかなか決まらなかった東京が、3ヶ所やっと決まった。

最初に決まったのは、目白にある「ゆうど」さん。8月2日(日)
次に北千住にある「Cosmic Soul」さん。8月6日(木)
最後に台東区竜泉にある「Dragon Fountain CUZN」さん。8月4日(火)

結果、この3ヶ所には不思議なつながりを感じる。

まず「Cosmic Soul」さん、今回、天魂は宇宙と人間の波動をテ-マにしている。

「ゆうど」さん、目白の竜穴に位置している、水竜のおとずれる庵だそうだ。

「Dragon Fountain CUZN」さん、竜泉という処にあり、名前も竜の泉である。

これって一体何だろう。まったく意識せず、結果こうなった。

今年も玉井宮東照宮で「龍神祭」がある。
そのプレイベントで前日、ルネスホ-ルで「笛と唄と太鼓で綴る龍伝説」をする。
そして今私はまさに、その脚本を考えている最中だ。

先日は仕事で龍の、尾道にも行った。


見えない処で何か動いているのかも知れない。