2009年4月21日火曜日

私はいい加減ながらも畑をやっている。
どういい加減かと言うと、春先は毎日畑を見ながらあれやこれやとするのだが、露時から夏にかけては活動の方も忙しくなり、1週間近く放っておく事もある。
そうなると草も伸び放題となり、畑も一変する。草自体は生えている方が良いのであるが、草の丈が野菜の丈を越すと、日が入らなくなったり、風通しが悪くなる。
また収穫のタイミングを逃す事もある。やはりなんでもタイミングである。

今年は3月の中頃、じゃがいもを植えた。4月のはじめにほうれん草、レタス、大根、にんじんの種を蒔いた。いつもは種を蒔いた後は発芽するまで,小まめに水をやっていたのだが、今年はよりいい加減になった。
何か出来るだけ手をかけないで、やってみようと思ったのである。
4月は雨も少なく、じゃがいもの芽も出てこなかった。またほうれん草、レタスの種は今年買ったものだが、大根にんじんは去年余っていた物だった。だから発芽率もかなり悪いだろうなぁと思っていた。
で、ある程度蒔き、残りは大根とにんじんの種を混ぜ、一緒にばら蒔いた。

さて水も殆どやらず、成り行きに任せていたら、雨も適当に降り、じゃがいも、ほうれん草、レタス、大根、にんじん皆、芽が出たのである。大根とにんじんを混ぜてばら蒔いた畑では大根とにんじんの芽が隣合わせで密集し、お互いに「なんでお前が隣にいるんだよう?」って顔をしている。

しかしながら種っていうのは不思議だ。水も栄養も何もやらず、紙袋に入れたままでも何年も生きるのだから。古代米なんて一体どうなっているのだろう。

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